田辺三菱製薬史料館で、3月14日から「日本蹴球(サッカー)と田邊五兵衞の系譜」と題した企画展が開催中です。この展示会は、日本サッカー界の重要人物であり、田辺三菱製薬の前身である田辺製薬の社長および会長を務めた14代田邊五兵衞氏への敬意を表しています。
五兵衞氏は大正時代にサッカーの魅力に気づき、生涯を通じてその振興に努めました。五兵衞氏の功績は、2005年に日本サッカー協会の特別選考第1回「日本サッカー殿堂」入りを果たすほど高く評価されています。今回の企画展では、五兵衞氏の生涯と彼が日本サッカーに残した足跡を、自筆資料や関連する品々を通して紹介しています。
サッカーが日本に伝来してから約150年、最近ではたくさんの若い世代の日本人選手が海外で活躍し、日本サッカーのレベルが飛躍的に向上しています。今夏のパリ オリンピック・パラリンピック出場に向けたU-23日本代表やなでしこジャパンへの期待が高まる中、この展示会は日本サッカーの黎明期に焦点を当て、五兵衞氏の遺した文化遺産を通じて、その発展の歴史を振り返る絶好の機会になることでしょう。
田辺三菱製薬史料館企画展「日本蹴球(サッカー)と田邊五兵衞の系譜」開催概要
会 場:田辺三菱製薬史料館(大阪市中央区道修町3-2-10 田辺三菱製薬本社2階)
会 期:2024年3月14日(木)~9月27日(金) ※会期中、一部展示替えを予定
開館時間:10時~17時(土日祝・会社の休日は休館)
入 館:無料、予約は史料館ウェブサイトから https://www.mtpc-shiryokan.jp/
主 催:田辺三菱製薬株式会社
協 力:一般社団法人 神戸フットボールクラブ
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